ピルは避妊として用いるだけではなく、月経痛や月経周期の改善、ニキビや多毛症改善などの効果もあります。女性にとってはメリットが多いピルとなっていますので、これから詳しくお伝えしていきます。

ピルの肌荒れ改善について

避妊を目的としたピルは低用量ピルと呼ばれ、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンが配合されています。
ピルは、飲み忘れると妊娠する可能性が高くなりますが、正しく服用することで、高い避妊効果が期待できます。
また、避妊効果以外にも肌荒れ改善などの副効果が期待できます。

ニキビや吹き出物などの肌荒れは、皮脂分泌が多くなるほどにできやすいです。
皮脂分泌は、女性ホルモンに左右され、ホルモンバランスが乱れることで、皮脂分泌が増えます。
そのため、低用量ピルを服用し、ホルモンバランスの乱れを整えることで、肌荒れ改善につながります。
肌荒れ改善を主目的とした場合には、ホルモンバランスが安定し、皮脂分泌が安定するまで服用することになるため、1ヶ月から3ヶ月程度かかります。
また、肌荒れ改善効果以外にも月経痛の軽減や月経前症候群の症状の緩和などが期待できます。

ただし、乳がんや子宮体がんにかかっている人、35歳以上で1日15本以上タバコを吸っている人、血液が固まりやすい人、産後4週間以内の人、高血圧の人などは内服できず、肥満の人や血栓ができやすい体質の人などは、内服に慎重になる必要があります。

低用量ピルは、基本的に月経開始から5日目までの間に飲み始め、毎日1日1錠を一定の時刻に28日間飲むことになります。
避妊目的も兼ねている場合には、飲み忘れから48時間以上経過していた場合は、その月の服用を止め、次の月経から新しい1ヶ月分を飲み始めることになります。
ニキビ治療のみの目的の場合には、飲み忘れた錠剤はそのまま残し、続きから通常通りに飲みます。
通常分を飲み終えたら、残ったものは飲まずに、新しいシートにうつります。